カメラの向こう側
昨日は舞台監督、照明の黒太剛亮さんと打ち合わせ。
大変お忙しい方で、目の回るようなスケジュールの中、ありがとうございました。
その後の稽古で、「通し稽古をカメラで撮る」という、私に課せられたミッションがありました。
私は本格的なビデオカメラと三脚を持って行ったのですが、データで送れなければ何の意味もなかったので、結局携帯で撮ることに。
しゅるしゅるしゅる・・・せっかく持って行ったのに。
携帯だと容量がオーバーするだろうな、ということは予測がついていたので、演出の鈴さんと私の携帯を交互に使って撮ることになりました。
主に鈴さんの携帯メイン。
しっかりと場所を確保し、角度をハンカチなどで調整して準備万端です。
どちらかといえば私の携帯はサブ的な感じでした。
ところが、鈴さんの携帯の撮影が通し稽古が始まって1分で止まってしまい・・・
急きょ私の携帯で(しかも、手持ちで)ブレブレしながら撮ることになりました。
案の定、最後のほうで携帯がストライキを起こし、ほとんど撮れず。
昨日はそんなわけで、カメラ越しで通しげいこを見ていたのですが、カメラを通すと全く印象が違うんですね。
普段より何かこう、奥底まで入っていけないものを感じる、というか・・・
昔、コメディ演劇を舞台で観て、その後テレビで観ると、舞台で笑った場面がテレビの場合10分の1くらいになったように感じた記憶があります。
勿論、2回目だということを差し引いても。
生で演劇を観る、というのはすごい体験なんですよ。
今回観に行きたくてもどうしても予定があって行けない、という友達がいるので、彼女のために上映会をしようかと考えているのですが、来られる方にはやはり劇場に足を運んでほしい、と思わずにはいられません。
この日の稽古場。
劇中の、とある「会」のメンバーたち。
迫力ある場面です。
何のお稽古かは秘密。
主人公二人のとってもかわいらしい瞬間が撮れました❤
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