脚本を書き始めたとき

 思えばもう2年以上経つのでしょうか?

 脚本を書き始めたのは、今回演出を担当していただいている坂本鈴先生の講座に行ったのがきっかけです。


 正確にはそれよりも数年前に書いていました。

 いや、書いていた、というより「まだ書き始めていた」という表現が正しいかもしれません。

 書き初めの最中、「お芝居」というものを続けられないようなことがあり中断しました。


 それ以降、書きたくても書けない、どうしていいのかわからない試行錯誤で本当に苦しい8年間でした。

 そんな時、何気なくツイッターを流し見て、あるカルチャーセンターで行われる鈴さんの劇作講座を見つけました。

私の第六感が「これは行かねばならない」とヒラメキました。

  普通はまず、「おためし」で「トライアル」を受講してから本講座へ、という流れですが、私はツイッターを見た瞬間に速攻でカルチャーセンターに3か月分の受講料を振り込みました。(決して安くはないよ)

 とんだギャンブラーです。


 実を言うと、まったく坂本先生に関する予備知識はなく、作品も観たり読んだりしたことはありませんでした。

やがて、先生の作品などを知るにつれて、「性」のことも含め、結構自分の書きたいテーマと近いのではないか、と驚いたものです。


もはや運命です。


カルチャーセンターでは受講生は少なかったんですが、ガンガン書いてくる人と争うように作品を提出してました。

 3か月の1クールが終わると、飲み会。

浴びるように話をした後・・・

家が遠いので、終電ダッシュで帰りました。 

 

私、すごい、青春してる!

書いてるときも、走ってるときも・・・

燃えるような気持ちで感じてました。


部活みたい。いい年齢ですが。

学生時代の1000倍くらい楽しかったです。


冷静に思い返せば「劇作講座」はかなり厳しく、何時間もかけて書いたプロットを「全部ダメ」みたいなこともしょっちゅうでした。

それでもなんか楽しかった思いしかないです。


カルチャーセンターは終わってしまい、今は別の形で「劇作講座」は続いています。

今は、個人で見てもらってるので、部活感はなくなりました。

それでも、「わあ!楽しい」という思いがあったからこそ、こうして作品を上演するというところまで漕ぎつけられたのかと思います。

本当に感謝しかないです。


そして、今日は鈴さんとお食事に行ったよ。


しろうさぎの会

「しろうさぎの会」の演劇公演のお知らせです。 2018年11月9日〜11日に「うさぎひとり」上演予定。

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